バイオバンク・ネットワークの試料・情報を利用する第1回研究課題公募で6件が採択されました

2022-04-28

成果

2021年11月からバイオバンク・ネットワークの試料・情報を利用する研究計画を公募していましたが、全国から応募をいただき6件が採択されました。採択された各課題の計画にのっとり、利活用要件等を各バイオバンクと調整し、順次、研究が開始されています。

 今回、採択されたのは以下の課題です。

2021-1-1.「血液脳関門機能障害に着目した中枢神経系疾患早期診断技術の開発」
 研究代表者:近藤昌夫(大阪大学大学院薬学系研究科)
2021-1-2.「相同組み換え修復欠損に着目した希少がん子宮肉腫に対する薬剤選択分子マーカーの探索ならびに新規治療薬の開発」
 研究代表者:鶴田智彦(香川大学医学部母子科学講座周産期学婦人科学)
2021-1-3.「健常者とアルツハイマー患者の脳脊髄液中の神経新生調節タンパク質の濃度測定」
 研究代表者: 加納ふみ(東京工業大学科学技術創成研究院・細胞制御工学研究センター)
2021-1-4.「高悪性度癌の早期診断・予後予測を可能とするバイオマーカーの開発」
 研究代表者:小阪美津子(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科)
2021-1-5.「免疫モニタリング情報を個別化医療に活用するための自己抗体reference database整備」
 研究代表者:二見淳一郎(岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域)
2021-1-6.「神経変性疾患原因タンパクの凝集体の立体構造と症状・個人差の相関の解明」
 研究代表者:中山隆宏(金沢大学ナノ生命科学研究所)