バイオバンク オープンフォーラム

バイオバンク オープンフォーラムについて

 バイオバンク オープンフォーラムとは、2017年以来、AMED主催で9回にわたり行われてきた「バイオバンク連絡会」の成果を受けて企画されました。バイオバンク連絡会では、国内の様々なバイオバンクを運営する機関と、バイオバンクを利活用する・あるいはこれから利活用しようとしている機関が集合して、バイオバンクの構築とその利活用が促進され、多様な研究が発展するように様々な議論を重ねてきました。その中で、品質管理の重要性や、そのための共通の指標の必要性、複数のバイオバンクをまたがった利活用のあり方や可能性などが議論されてきました。

 現在、既に運用が開始されている「バイオバンク横断検索システム」の取組も、この連絡会における議論がもとになっているとも言えます。そのバイオバンク連絡会を、AMED主催から、AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)の研究課題「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けた バイオバンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発」の主催へと衣替えし、新たなコンセプトをもとに発足したのが「バイオバンク オープンフォーラム」です。

 これまでバイオバンク連絡会で培ってきた、多くのステークホルダーが一堂に会して建設的な議論を行うというスタイルはそのままに、課題の洗い出しを超えて、課題解決型の会合に向かうべく、進化していきたいと考えています。企画者が考えている大きな課題は、バイオバンクとその利活用の発展です。そして、その利活用の拡大をテーマに掲げて年に2度程度の会合と、関係するイベントや情報発信を企画していきたいと存じます。

これまでの開催報告

第1回バイオバンク オープンフォーラム「ユーザー拡大と窓口業務について考える」を開催しました(2021/8/20)

第2回バイオバンク オープンフォーラム「個人情報保護法令の改正とバイオバンク」を開催しました(2022/2/8)

第3回バイオバンク オープンフォーラム「バイオバンクと参加」を開催しました(2022/9/13)

第4回バイオバンク オープンフォーラム「バイオバンクのこれまでとこれから~デジタルが拓く未来~」を開催しました(2023/2/16)

第5回バイオバンク オープンフォーラム「求められることと目指すこと ~バイオバンクの品質をめぐって~」を開催しました(2023/8/29)

第6回バイオバンク オープンフォーラム「ポストゲノム時代のバイオバンク~求められる解析と検体取得~」を開催しました(2024/2/6)

第7回バイオバンク オープンフォーラム「バイオバンクが使われる ~あらためて利活用事例を考える~」 を開催しました(2024/8/1)

第8回バイオバンク オープンフォーラム「バイオバンクの利活用~あらためて手続きを問い直す~」を開催しました(2025/1/22)