2023-07-25
2023年8月29日(火)、第5回バイオバンク オープンフォーラムを開催いたします。ぜひご参加ください。
趣旨:
バイオバンクに求められてきた「貯めるバイオバンクから、活用されるバイオバンク」へ、という変化は、バイオバンク・ネットワーク全体で、あるいはそれぞれのバイオバンクが努力を重ね、一定の進捗を果たしてきました。より「活用される」ために、バイオバンクに求められることは何でしょうか?これまでバイオバンク連絡会等でも繰り返し取り上げられてきた、品質の面では、ISOに代表されるような国際的な認証を取得するような取組も行われてきており、新たに制定されたISO20387について国内でもいよいよ認定が行われる状況となりました。日本のバイオバンクに関わるコミュニティから何が発信され、何が求められていて、そしてそれは「活用される」ことにつながるものでしょうか?
また、バイオバンクの試料・情報が活用されるのは、それが収集されてから年を経た時点であり、バイオバンク側は、未来の需要に応えることを、何とか予測しながら進めているという側面があります。バイオバンクが今、取り組もうとしていることが、現在の、あるいは将来の利用者のニーズに即したものなのか、未来の利用者の目にかなうものなのか、常に、利用者と運営者が膝を交えて検討しながら進めていくことが必要です。これも、バイオバンクそのものの質に関わることです。現在の、品質の規定を定めた国際的な取り決めや動向は国内外でどういう状況なのかを踏まえながら、私たちの現在地と未来を探ります。
【名称】第5回バイオバンク オープンフォーラム
【テーマ】求められることと目指すこと ~バイオバンクの品質をめぐって~
【会期】令和5年8月29日(火)16:00~18:20
【会場】ウェビナー形式で開催(Zoomウェビナー)
【主催】東北大学東北メディカル・メガバンク機構
(AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム 「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク・ネットワーク構築とバイオバンク利活用促進に関する研究開発」による)
【協賛】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
【参加申込み】
下記リンク先の参加申込フォームより、事前にご登録ください。
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
参加申込みはこちら
【参加登録締切】令和5年8月28日(月)
実際には8月29日(火)にも登録可能ですが、事前登録にご協力をお願いします。
【定員】500名
総合司会: 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授 長神 風二
16:00-
「はじめに 第2期第1回のフォーラム開催にあたり」
東北大学未来型医療創成センター、東北メディカル・メガバンク機構
教授 荻島 創一
16:10-
「バイオバンクの国際的な活用を目指す取り組み」
“Initiatives for International Networking of Biobanks”
一般社団法人日本生物資源産業利用協議会 研究部
上席研究員(理事)中江 裕樹
16:35-
“For better quality in biobanks - audit programmes support improvement measures”
Head of Quality Management Service, BBMRI-ERIC
Andrea Wutte
17:00-
「バイオバンク側で取り組むこと、自己点検を中心に」
岡山大学 学術研究院ヘルスシステム統合科学学域
教授 森田 瑞樹
17:15-
「ISO 20387および関連規格と国内への普及」
国立精神・神経医療研究センター メディカルゲノムセンター バイオリソース部
部長 服部 功太郎
17:30-
「利用者側が求めること」についてのコメント
(利活用企業関係者)
17:45-
Discussion
18:00-
まとめと閉会
バイオバンク オープンフォーラム運営事務局
※事務局は、令和5年度研究分担機関である(一社)日本生物資源産業利用協議会(CIBER)が担当しています。
Email:biobank-openforum"AT"biobank-network.jp(“AT”の部分を@に変えてください。)